NFTと不動産登記簿謄本(2)

不動産の登記簿謄本とNFTは重要ポイントが一緒なんですよ。

不動産業界はITに疎いのですが、

逆に、デジタル世界ではないところ、

実際の世界ではかなり最先端のところにいていると思ってます。

土地と家に所有権の概念が生まれるや否やで不動産業は生まれたはずなので、

不動産業は古代から存在する数少ない仕事だと思います。

時間をかけて発展しているだけあるのです。

「登記簿謄本」は不動産の出来事を記録している書類です。

A建築会社が建物を建てました→Bさんが買いました。→BさんからCさんに転売されました。 

みたいなことが分かるイメージです。

この記録機能がついてるデジタルデータがNFTです。

Aさんが写メを撮りました。→Bさんが買いました→BさんからCさんに転売されました。

みたいなことが分かるイメージです。

登記簿謄本は司法書士が記録して、法務局が管理をする

バリバリの公的なパワーを使って内容の信憑性を高めて、

改ざんもできないようになってますが、

NFTはコンピュータが改ざんをさせないようにしてくれます。

ブロックチェーンってやつです。

マジで、重要なポイントはこれだけです。

具体的な例をあげます。

Twitterの創業者がした世界初のツイートのデータが、

2021年にNFTとしてオークションに出され、約290万ドルで落札されました。

  • ツイート内容: 「just setting up my twttr」
  • 作成者: ジャック・ドーシー
  • 作成日時: 2006年3月21日
  • ツイートのURL: 元のツイートのURL
  • 説明: 世界初のツイート
  • 所有権情報: 現在の所有者のウォレットアドレス

みたいな情報がブロックチェーン上に記録されたわけです。

課題は信憑性です。

おそらく、数え切れないほどの上記のようなデータが、

ありとあらゆるブロックチェーンに記録されて、

数えきれないほどの偽ジャックドーシーの世界初ツイートNFTが生まれたことでしょう。

「ジャックドーシーの世界初のツイートNFT買わない?」

と、街角で声をかけられても、買っちゃダメですよ。

これが、もし、

ジャックドーシーがツイートした瞬間からNFTなら信憑性は上がります。

Twitter社が本物だと保証もできますしね。

なので、僕は

ゆくゆくは全てのインターネットがブロックチェーンになると読んでます。

僕の素人考えでは、NFTにはプライバシーの問題があると思ってたんですけど、

既に不動産業界ではバリバリにやってる登記簿謄本的な機能ですし、

意外とスッと受け入れられるはずです。

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